あなたの周りには誰よりも頻繁に「結婚したい」と口にしながらも、全く行動に移そうとしない女性はいませんか?もしくは、あなた自身がそうかもしれません。
ここでは、「結婚したい」と女同士で愚痴ることはできるのに、まったく行動がそぐわない女性の例を挙げながらご説明します。
結婚できないのには理由がある
「○歳までに結婚したい」
→でも、彼氏に結婚の意志と時期を確認する勇気はない
「○歳までに結婚したい」
→なのに、「こいつとは結婚はないな…」って男性と別れられない(以前の筆者です)
「○歳までに結婚したい」
→でも、合コンや街コンには誘われないし、結婚相談所とかもよく分からない…(以前の筆者です)
「○歳までにウエディングドレスを着たい」
→お金はなかなか貯まらず、身体に不要なお肉は貯まる…(筆者の現在です)
こうやって文字に起こし、他人事として読んでみると、あなたはどんな感想を抱きますか?
「そりゃあお前…。なかなか婚期が巡ってこないわけだよ…」
と思いませんか?
だって、結婚できないのには明確な理由がありますもんね。
そしてその理由とは、なにも「容姿が魅力的でない」とか「年が若くない」とか「実家が金持ちじゃない」とかそういう類のものではありません。
このままじゃ希望通りの未来が訪れないこと(○歳までに結婚できないとか、子供を産めないなど)から目を逸らさずに状況を認識し、行動を起こすことができていないのです。
2人の女性の例:「やってできない」ことはない
そんなことは言っても、毎日仕事でくたくたなのに婚活なんて…。
そう思われる気持ちはとてもよく分かります。
もしも、あなたがまだ年齢や時期的に結婚を焦っておらず、日常で異性との出会いが頻繁にあるのならば今すぐ行動に移す必要はないかもしれません。
しかし、仕事やプライベートでもう出会いは見込めないという方、結婚までにあまり時間をかけたくないという方は、行動を起こすべきです。
例1:芸人の横澤夏子さん
これができた人の例として今一番タイムリーなのは、女芸人の横澤夏子さんでしょう。
彼女はかねてから「27歳で結婚する」と明確なビジョンを持ち、婚活(出会い)に励み、2017年に入籍、2018年に結婚式を行いました。
もともと太っている印象は皆無でしたが、SNSで公開された結婚式の写真を見たところ、ダイエットの努力も窺えます。
現在の彼女は“超”がつくほどの売れっ子ではないかもしれませんが、メディアへの露出を見る限り“世間一般のOLよりずっと暇“ということはないでしょう。(芸人さんのお仕事は分かりませんが、むしろもっと忙しいのかも)
例2:筆者の知人女性(入籍時33歳)
筆者が実際に結婚披露宴に呼ばれたご夫婦に、婚活によって出会った方がいます。
筆者は新郎側の勤務先関係者として招待されましたが、その後ご夫婦としばらくの間交流がありました。
とても驚いたのは、奥さんはビックリするほど家事能力のない方でした。(能力がないというより、実家を出たことがなく全部親がやってくれていたというタイプです)
わたしが見聞きした事柄だけ紹介すると、
- 婚約するまで、洗濯機のどのスイッチを押せば洗濯できるのかわからなかった
- 結婚と同時に新居を設けたが、料理の経験がなく引っ越して2週間以上キッチンを使わなかった
のだとか。ちょっとビックリですよね。ちなみに、当時の奥さんの年齢は33歳で、容姿はよくいる顔立ち・よくいる体型、お嬢様育ちと言うわけでもなく、まさに「普通」な女性でした。
そして、旦那さん(32歳)はそれを承知で「これから頑張ってくれれば」と受け止めていました。
この夫婦はお互いに「30歳を超えて相手もおらず、焦っていた。このままではいけないと思って、とりあえず動かなければと婚活を始めた」と言っていました。
ここからは想像ですが、もしもこの奥さんが「料理もできない女なんて、結婚相手がみつからないかもしれない!まずは料理教室に通って、料理が出来るようになってから結婚相談所に登録しよう」と考えていたなら、どうだったでしょうか?
変わらず今の旦那さんと出会えたのか、さらに魅力的な男性を射止めることができたのか、はたまた年だけ取ってより婚活の戦局が厳しくなったのか…。
どちらにしても言えるのは、「このままじゃまずい」と思ったときに、行動を起こすことは何より重要だということでしょう。
「結婚したい」と言うだけでは結婚できない
一方、筆者の友人に「結婚したい」とは言いつつ全く行動を起こさない女性もいます。
筆者の友人38歳(女性)の場合
以前の職場で先輩として面倒を見てくれた方ですが、とにかく快活で姉御肌な方で、筆者が転職した今でも年の離れた友人のように接してくださいます。
彼女は若いころに上京し、都会でフルタイムで働いています。
よく会社の女子たちを自宅に招いて鍋や手料理を振る舞ってくれる家庭的な方で、もちろん料理も上手、掃除など他の家事もバッチリ、ついでに言えばかなりテキパキした方なので仕事もできます。
性格も(所謂“自称”ではなく)本当にサバサバした男前な女性です。そこらへんの男より男前です。
彼女とお酒を飲むときは、みんな自然と愚痴や相談事を口にしてしまうような方なのです。
そんな彼女と筆者が出会ったのは筆者が25歳、彼女が35歳の頃でした。
当時彼女は「結婚はいいや。特に憧れはない」と言っていました。
そういう女性をメディア以外で見たのは初めてだったのでとても衝撃的だったのを覚えています。しかし、前述したとおりかなり立派な女性なので、「なるほど!こういう女性なら確かにひとりで生きていけるのかも」となんだか納得してしまいました。
しかしその2年後、彼女が37歳になった年のことです。
「わたしやっぱり結婚したいわ。寂しいもん」
と酒の席で突然カミングアウトされました。
詳しく聞いてみると、ここ数年でやはり「一生ひとりの人生はさびしい」と気付いたのだそうです。
人間ですから考えが変わったり、心変わりは当然あると思います。
それでも、せめてあと数年早くそう思えていれば…。彼女には現在お付き合いしている男性はいませんでした。昔からの交友関係は既婚者ばかりで、めぼしい男性はいません。
つまり、今後出会った男性と結婚まで発展する、ということになるのです。
ああ、あと数年早く方向転換(婚活)していれば、もう少し難易度も下がったかもしれないのに…。
彼女はさらに、「子供もほしいしさ~」と呟きます。
もともと結婚願望がなかった頃から、「未婚の母でいいから、子供だけ作りたい!」というぶっとんだ発言を聞いていましたが、やはり子供好きな彼女は出産を強く希望していました。
自分と血の繋がった子供が欲しいなら、それこそ結婚と出産を急がねばなりません。
そんな彼女に、「婚活とかしないんですか?」と聞いてみたところ、
「うーん、そこまではいいや!自然に出会った男がいい!」
とのこと。筆者は比較的最近まで彼女と同じ職場にいましたから、職場関連の出会いが皆無なことは知っています。前述したとおり、彼女の身の回りの男性はみんな結婚しています。
「こんな行き遅れと結婚してくれるなら、好みとかそんな贅沢言わないよ~」
なんて、彼女はカラカラと笑います。彼女はそういう人ですから、たぶん本当にそうなんだと思います。
しかし、いかんせん、出会えない。
彼女は本当に素晴らしい人ですから、彼女が婚活市場に身を投じればきっと彼女のことを気に入る男性はいるのです。
でも、行動しなければ状況は好転しません。結婚には年齢がつきまといますから、行動が遅れることにより、状況は悪転するかもしれません。
まとめ:口だけの「結婚したい」には意味がない
“婚活”というキーワードが世間に認知されるようになって早10年…。
未婚の男女が「結婚したい」と口に出すことは恥ずかしいことでも何でもありません。そしてもちろん、行動に移すことは恥ずかしいことではなく、人生における大事な決断を下せた立派な人と言うことです。
「結婚したい」と口に出す勇気があるのなら、是非今度は行動してみてください。あなたのような魅力的な女性が婚活市場に現れる、それだけで婚活男性にとってはとても嬉しいことかもしれませんよ。