こんにちは。
アラサー独身OLのハナです。
ここ5年ほどの間、筆者の周囲では【不倫】している女性率が増えており、彼女たちの悲惨な近況が耳に入ってくるようになりました。
不倫は、結婚したい女性にとってもっともしてはいけない回り道です。
失うものは多く、得るものはありません。
数年前、不倫カップルの目線で描かれるドラマがブームとなりましたが、あれはフィクションで他人事だから面白いのです。
この記事では、
- アラサー女性の不倫失敗談4つ(実話)
- 不倫から始まる恋で幸せになれない5つの理由
をご紹介します。
なぜ昨今のアラサー女性は不倫にハマるのか
独身女性を口説くのは、独身男性だけではないという事実
筆者が27歳の夏、上司Aさんと仕事の流れで食事したときのことです。
40歳の上司Aに「(筆者のことが)本当に可愛い。俺のことを好きになってくれ。付き合おう」と告白されました。
Aは3人の小学生以下のお子さんと専業主婦の奥様を養う、高収入エリートです。
付き合ったらどんな見返りがあるか(お金、高価なプレゼント、仕事の上での優遇)をチラリと匂わされました。
仕事を通してAとの人間関係ができていた筆者は、奥様やお子さんの写真を頻繁に見せられていました。彼は子煩悩で、週末には家族で必ず出掛け、ある程度家事の手伝いなどもする理想的な旦那さん像そのものでした。(本人の自己申告によるものですが)
筆者はというと、家庭のある身で独身の筆者と恋愛ごっこをしようという神経が受け入れられず、数ヶ月耐えたのちに会社に相談して部署替えしてもらう結果となってしまいました。
このように、独身女性にアプローチしてくるのが独身男性だけとは限りません。
男性と肩を並べて働く女性の周囲には、既婚男性の方が多いという場合もあります。あなたが「素敵だな」と思ってた男性が既婚者でがっかりするということもあるでしょう。
筆者はそもそも生理的に不貞が受け付けませんが、世の中の女性の何割かはAの誘いに飛びつくでしょう。
彼は仕事ができましたから、常に何百人という部下の上に立っていましたし、年収も恐らく2,000万円以上、いつもおしゃれで高級なスーツを身に着けて出社していましたし、話題も豊富でした。
しかし、どんな相手だろうと不倫で幸せになれるはずもありません。
冷静に考えれば分かるはずなのに、なぜ結婚適齢期の女性に限って不倫の道を選んでしまうのでしょうか。
理由1:相手を「いい男」だと勘違いするから
既婚者であるということは、一人の女性(奥さん)に人生の伴侶として選ばれているということです。
他人が既に選んでいて、幸せになれる(幸せに見える)という保証があるわけです。
家庭を持つということは、基本的には経済的にもそれなりの余裕があるでしょう。
そんな上っ面なデータだけを見て、「この人は素敵」「この人はいい男」と判断する女性がいます。
そんな上っ面な部分だけを見て「いい男」だと勘違いするなんて、本当におかしな話です。
理由2:周りに魅力的な男がいないと思い込んでいるから
世間では、独身男性に対して「ちゃんとした仕事してるのに、○歳でも結婚してないなんて…。やっぱりどこか他に問題があるのかな?」という視線を向けます。
婚活中のアラサー・アラフォー女性達は「○歳の男性を紹介されたけど…。やっぱ結婚出来てないだけの理由はあるよ」とがっくり肩を落とします。
そんな中、家族の大黒柱として家庭を守り、仕事をバリバリとこなす男性が魅力的に見える気持ちはわかります。そんな男性からアプローチを受けたら、コロッといってしまう女性がいるのです。
筆者は声を大にして言いたい。
「周りにいい男いない~!」と嘆く女性の大半は、出会う努力が足りないし、出会う努力を始めるのが遅すぎるか、「ありのままの私を好きになってくれる人を待っている」勘違い女です。
だからって既婚者に手を出せば幸せになると思うのは愚かです。
▼結婚適齢なのに恋人すらできない人の共通点をまとめた記事はこちら
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理由3:背徳感が気持ちいいから
筆者が以前仕事先で知り合った24歳の女性は完全にこのパターンでした。
「家庭のある男性がチヤホヤしてくれるのが楽しい」と満足そうに語っていたので、とても印象に残っています。
筆者が「相手のことを好きなの?」と聞くと「うーん、まあまあ…」とハッキリしない様子でした。
容姿だけで判断すると、失礼ながらそれほどモテるタイプの女性ではなかったので、余計にはまってしまったようです。
他人のことなので筆者にとってはどうでもいいのですが、周囲からは「頭おかしい子」だと思われていましたね。
だって、その背徳感による刺激で、あなたは一生を幸せに生きられますか?
理由4:奥さん(他の女性)より優位に立っていると勘違いする
筆者の元友人の28歳女性は、1年間ずっと「妻とは別れる」という男の口説き文句を信用していました。
「親に言われて仕方なく結婚したかわいそうな人だから、別れるまで待っててあげるんだ」と本気で言っていました。
大正時代じゃないんだから…と思わずツッコミそうになります。
ちなみに、相手の男性は35歳の新婚2年目、政治家や医者ではなく、よくいる専門職です。
「愛されているのは私!」と信じて疑わないその心の強さはある意味尊敬しますが、不倫が発覚した際の男は言うまでもなく奥さんの元へ帰っていきました。
冷静に考えれば分かることです。
例えばあなた2人の男性の間で揺れ動いているとして、男性たちの前で露骨に相手を比較しますか?
ふたりともをキープしたい状態であれば、「あなたが素敵」「あなたのことが好き」という態度しかとらないはずです。
あたなを不倫に誘い込む男が奥さんよりもあなたを魅力的だと敢えて言うのは、自分が既婚者だという恋愛におけるハンデを誤魔化そうとしているにすぎません。
理由5:かっこいい部分しか見えない
不倫ということは、当たり前ですが相手には奥さんがいる(家庭がある)ということです。
その男性は一人の女性(奥さん)に人生の伴侶として選ばれているわけですから、多少なりとも魅力的な人物であって当たり前です。
そして、既婚男性と独身男性の違いに、【余裕】があります。
仕事から家に帰れば明かりがついていて、温かい食事が用意してあり、家族との会話や団欒がある。
独り暮らしの独身男性よりは恐らく家事に追われることもないでしょうし、栄養のあるものを食べ、手の行き届いたYシャツやスーツで出勤します。
既婚男性が素敵に見える要素には、奥さんがいる生活で男性が支えられ、余裕があるという部分が必ず含まれます。
家では奥さんが家事や子育てなどを頑張ってくれているから、夫である男性にも余裕があるわけです。
独身女性から見て、「あの人本当に素敵だな」と惚れ惚れするような既婚男性の良さは、必ず奥さんや家庭があるという環境が土台としてあるのです。(個人差はあれども、少なくともいくらかは)
外出先でしか合わない浮気相手の前で、かっこわるい振る舞いをする男はいません。
数時間とか、一晩やそこらの短時間の間に女性に優しくできない男もそうはいません。
下心があるからこそ優しく紳士的に振る舞う男性だって多いのです。
「元カレより優しくてかっこいいの!」と「今まで付き合った誰より素敵!」と舞い上がってしまう女性はとても多いですが、素の男性は家庭の中でしか見られません。
奥さんと支えあって生きているから余計に魅力的に見えているのであって、その男性とあなたとの出会いが独身のときであったなら、きっと見え方は違って見えるはずです。
【実話】20代女性による不倫体験談4つ
いかに不倫の恋がしょうもないかということを伝えるため、筆者の(元)友人や知人が体験した不倫の末路を4人分ご紹介します。
結論から先に言いますと、幸せになった人はひとりもいません。
1.「嫁とは別れる」の言葉に1年騙され続けたMさん(28歳・専門職)
Mさんは学生時代に数年付き合った男性と職場で偶然再会しました。
お互いにまた惹かれて自然とまたお付き合いすることになりましたが、ちょうど1年が経った頃、実は彼が既婚者であったことを知らされます。
それはふたりの上司との何気ない会話の中で発覚したことで、結婚式などをしていない彼が既婚者であることは職場ではあまり認識されていませんでした。また、Mさんと彼が付き合っていることは職場では隠し通していたのも災いしました。
怒り心頭で別れ話を切り出したMさんに、彼は
「親がどうしてもという相手と結婚したけど、転職してMに出会って、結婚が間違いだったと後悔していた。必ず離婚するから、俺と結婚してほしい」
と涙ながらに謝罪したのです。
これにすっかりほだされてしまったMさんは、なんとさらに2年もの間ズルズルと彼との交際を続けました。
結局ふたりの不倫は奥さんに気付かれ、彼の奥さんとその家族が職場に乗り込んでくる事態にまで発展しました。
もちろん彼は奥さんと別れるつもりなどなく、それどころか一方的にMさんに誘惑されたと家族に弁明しているようでした。
結局慰謝料の支払いだけは免れましたが、彼はさっさと仕事を辞めたのに対し、Mさんは未だに同じ職場で働くことを余儀なくされています。
超多忙な職場であったため、辞めさせてもらえないのです。
彼女は今でも「不倫していた女」と後ろ指さされながら働いています。
2.略奪再婚したけど夫を信じられず幸せになれないUさん(31歳・専業主婦)
Uさんが所属する支店の係長(31歳)は、奥さんと既に別居し離婚の準備中でした。
離婚の話し合いはスムーズに進んでいるようでしたが、もともと係長のことがタイプだったUさんは離婚を待たずにアプローチしてしまいます。
Uさんは派手めな美人だったので相手も舞い上がってしまい、ふたりはさっそく関係を持ちました。そして、奥さんとの離婚が成立する前に妊娠してしまいました。
なんと、係長と関係を持ってほんの数ヶ月のことです。
子供のためにもと係長は離婚を急ぎ、Uさんと入籍しますが、そのときになって初めてUさんは係長と元奥さんの間に子供がいることを知ったのです。
子供はまだ小学生で、養育費は20歳まで支払い続けることになっています。Uさんは密かに専業主婦志望でしたから、これにはかなり落胆しました。
ちょうどそのころ係長は支店を異動になり、支店長を兼任することになりました。
毎日電車で帰れないほどの激務をこなす係長と、お腹が大きくなったのを機に仕事を辞めて一日中家にいるUさん。
係長の異動に伴い引っ越しましたから、近くには友人もいなければ実家もありません。
出産し、慣れない育児にまいってしまったUさんは、毎日帰宅の遅い旦那に不満をぶつけます。自分が浮気で男を盗ったのですから、今度は自分が盗られるかもしれないとおびえる側になったのです。
とうとう旦那にGPSを携帯するよう義務付け、新婚2年目を迎えたころには夫婦仲に大きな亀裂が入ってしまいました。
ちなみに、筆者は以前この係長が異動してきた支店の社員でしたが、周りからは白い目で見られていましたね。
3.背徳感にはまって不倫を続けるうちに会社で孤立したTさん(24歳・SE)
Tさんは平たく言うと男好きな人でした。
高校生のまま勉強だけできるようになったかのような人で、職場のお昼休みでもすぐにガールズトーク(というより下ネタ)に持って行きたがります。
そんな彼女の楽しみは彼女の前の職場の上司との不倫でした。
端から聞いていると、身体の関係だけが楽しいようで、「相手のどこが好きなの?」と聞くと「休みの度に車で迎えに来てくれるし、優しいよ~」と笑っています。「そりゃただでさせてくれる若い女がいたら、車くらい出すよ!」という周りの制止もまったく耳に届きません。
挙句、「彼の家のベッド大きいんだよ~」と彼女が呑気に漏らした言葉に、一緒にランチを食べていた女性全員が凍りつきました。
なんと、Tさんは彼と奥さんが普段寝ているベッドや、小さな子供達も暮らす彼の家で不倫を行っていたのです。
その日からTさんは女性社員に避けられ、1ヶ月もしないうちに孤立してしまいました。
もともと精神的に脆い人だったようで、職場で親しくしてくれる人がいなくなると出社しなくなり、私物もロッカーに残したまま仕事の引き継ぎもせずに退社してしまいました。
4.知らないうちに不倫していたSさん(28歳・事務員)
Sさんは26歳のときに合コンで出会った男性とお付き合いしていました。
隣の市に住む男性(34歳)は仕事が忙しく、デートは大体月に1回程、LINEの返信も早い方ではありませんでしたが、Sさんは交友関係が広くさっぱりした性格だったため、それほど悩むことはありませんでした。
彼はマンションに一人暮らしのようでしたが、一度も部屋に招待されたことはありません。
理由を聞くと、「彼は20代のころ付き合ってた人に、自分の出張中に自分の部屋で浮気されたことがトラウマだから、結婚するまでお互いの家は行き来したくない」とのこと。Sさんも実家暮らしでしたから、月に一度あるかどうかのデートは外食したりホテルに行くだけでした。
「そんなに会えなくてよく不安にならないね?」と周囲が聞いても、「もしわたしの身体目的なら月に1回しか会わないってことはないでしょ。本当にものすごく忙しいだけだから」と相変わらずさっぱりしています。
Sさんと男性の付き合いが2年になった頃、Sさんは男性に呼び出され、こう打ちあけられました。
「実は俺は結婚していて、最近奥さんが妊娠したことが分かった。これからはもっと家族を大切にしたいから、もう会わない」
Sさんが慌てて問い詰めても、
「2年間一度も部屋にも呼ばれないで、飯とホテルしか行ったことないのに付き合えてると思ってたの?どう考えても本命じゃないでしょ」
と平気な顔で答えたそうです。
しかも、合コンに参加したときから本名を名乗っていなかったというのです。
結局Sさんの気持ちが折れてしまい、Sさんの恋はこのまま終わってしまいました。
彼女は知らないうちに26歳~28歳までの貴重な2年間を不倫で失ってしまったのです。
まとめ:不倫では100%幸せになれない。結婚を焦っているなら遠回りに見えたとしても真っ当な恋愛を。
いかがでしたか?
某芸能人たちは「不倫略奪愛!」とゴシップされていましたから、「不倫の恋だって、根気よく待てば必ず報われる!」と思う人もいるかもしれません。
しかし、実際家庭のある男性と再婚を狙うとなると、リスクとデメリットの方が格段に大きいのです。
例えば、
- 奥さんへの慰謝料(彼が支払う分)
- 奥さんへの慰謝料(あなたが支払う分)
- 子供への養育費(月に数万円を20歳になるまで)
- 仕事を失う可能性(左遷や、やりづらくなって自ら転職など)
- 養育費等の出費から、自分の子供が持てない可能性(年収数百万程度の男では無理ですね~)
- 結婚式をできない可能性(不倫略奪愛の結婚式に行きたい人は普通いません)
- 実家と疎遠になる可能性(まともな神経の親御さんならそうなります)
- 彼の実家に頼れなくなる可能性(まともな神経なら、嫁と孫を不幸にした息子と、息子をたぶらかした女を可愛いともう年配者はいません)
- そもそもまた男が浮気をする可能性(だってあなたとの付き合いも浮気が発端なわけですから)
筆者がパッと思いついただけでこれだけあります。
う~ん。芸能人たちが必死で不倫略奪するのは、上記のリスクを背負ってもまだ旨味があるからですね。
旨味とは、結局収入と社会的地位です。
上記のリスクを背負っても、年収が1億円なら余裕で贅沢して暮らせますし、「人気俳優」「人気タレント」の妻というポジションはたとえ世間に後ろ指刺されようとも、長い目で見ると美味しいでしょう。
あなたの周りに、それだけの旨味を持った男性はいますか?
5秒考えて思い浮かばないようであれば、絶対に不倫なんかに手を出すべきではありませんよね。。。