こんにちは、アラサーOLのハナです。
あなたは「都合のいい女(男)」という言葉にドキッとしたことはありませんか?
恋人に尽くせるということはひとつの美しい愛情の形ですが、それが本当に美しいものかどうかは結局ふたりがどういう関係でいるかなんですよね。
筆者は19歳〜27歳まで「都合のいい女」やってましたけどね
「都合のいい女」に成り下がってしまうか、対等で良い関係を築けるかはあなたの依存心が重要な鍵になっています。
この記事では、
- 恋人依存はアルコール依存と同じ?
- 恋人依存な人の恋愛が上手くいかない3つの理由
- 恋人依存を断ち切る方法
をご紹介します!
なぜ、恋人依存症になってしまうのか
彼氏(彼女)依存に陥っていませんか?
まずは依存症というのがどうして起こるのかを知ってください。
なぜ依存症になるのか
あなたはアルコール依存の人についてどう思いますか?
愚かだなぁ、だらしないなぁと多少なりとも感じたことはないでしょうか。
実は、アルコール依存症に関わらず、どんな依存症でも人間の脳内で同じことが起こっているんです。
依存症のメカニズム
依存症は神経伝達物質”ドーパミン”が分泌されることによって起こる。”ドーパミン”は快感を伝える強い力を持っており、生き物はドーパミンによる刺激に逆らえない。
アルコール依存ならばアルコール、ニコチン依存なら喫煙時に快感を強く感じるようになっている状態だが、同じ快感刺激ばかりを続けているとドーパミンが分泌されずらくなり、得られる快感が少なくなってしまう。
そこでどんどん量を増やすことで悪循環が起こり、お酒や煙草から抜け出せなくなってしまう。
ここまで読んで、
これは病気の話で、恋愛とは関係ないじゃん
と思われたかもしれませんね。
しかし、恋人に尽くしすぎたり「都合のいい女」になりがちな人、恋人依存になる人も同じメカニズムで悪循環に陥っています。
恋人依存はアルコール依存と同じ?
恋人依存になる人の多くは、相手に必要とされたいという思いが強いです。
必要とされるために、
良い彼女にならなきゃ
喜んでもらうことをしよう
やった!彼がとっても喜んでくれた!
ちょっと大変だったけど、嬉しいって言ってたし!
最近あんまり喜んでくれてない気が…
もっと良い彼女にならなきゃ…
という風に、どんどん自分で自分を 追い込んでいく傾向にあります。
人間は良くも悪くも慣れる生き物ですから、あなたが彼を喜ばせようとして多少無理してやったことも、相手にとってはだんだん「やってもらって当たり前」になるわけです。
彼が喜んでくれる度合い(=ドーパミン)の量が下がったり、あなた自身が「もっともっと!」と通常の満足度でなくなってしまうことから、どんどん彼氏依存になっていきます。
もっと喜んでもらおう、必要とされようという思いから、過剰に相手に尽くし始めます。
尽くせば尽くすほど相手はそれを当たり前に感じ、あなたへの「感謝」のリアクションが薄くなってきます。
そうするとドーパミンが切れたときに
どうして喜んでくれないの?私のこと「都合のいい女」と思っているの?
と面倒くさい女化してしまうのです。
え?いや好きでやってくれてるんだと思ってたし…
そうだけど!
もう、この人私じゃなきゃダメなんだな…
なんてこじらせが進みます。恐ろしいことです。
彼が喜んでくれることへの快感、彼を喜ばせている自分に対しての快感が、恋人依存のようなおかしな状態を引き起こしてしまうんです。
冷静に考えれば、依存する方もされる方も全然良いことないんですけどね…。
恋人依存の人の恋愛が上手くいかない3つの理由
ここまででお気づきのように、依存する方もされる方も全く良いことがないのが恋人依存です。
では具体的に、どういう問題があって恋人に依存するのは良くないのでしょうか?
【1】相手に求めることが増え、束縛などが起こる
慣れれば慣れるほどどんどんドーパミンの分泌は鈍くなっていきますから、相手との関係にさらなる快感を求めることになります。
もっと尽くしてほしい
もっと私の愛を理解してほしい
もっと他のことより自分を優先してほしい
もっと私を必要としてほしい
という思いを抱きやすくなりますが、これに応えるのは現代社会で生きていく上でとても難しいことです。
関係が破綻し依存心をリセットできるならそれはそれで良いのですが、多くの人は次の恋人にも依存する傾向にあります。
【2】飽きやすくなってしまう
依存するからには、何か自分にとって気持ちのいいことを感じられるからという背景があります。
それはとても尽くしてくれることだったり、甘やかしてくれることだったり、自分を立ててくれることだったりと様々です。そして、この最中にドーパミンが出ているわけですが、これは前述した通りずっと同じだけ分泌されるわけではありません。
分泌が落ち着くにつれて、ふと相手に対して飽きてしまうことがあります。
彼女といても別にそんな楽しくないな…
ばんなそかな!
依存または共依存の関係になると、ドーパミンが少なくなることで相手への愛情という根底の部分が分かりづらくなってしまいます。
【3】他のことで喜びを感じずらくなる
依存心が強すぎると、その事柄が何よりも大切になり、他のことでの喜びや達成感が得られにくくなります。
どれだけ仕事で成果を出しても、恋人にどう思われるかばかりが重要になったり、友人や家族に恵まれていても恋人と分かり合えないだけでどん底の気分になります。
こうなることで仕事に支障をきたしたり、家族との仲が悪くなったり、友人を失うような負のスパイラルに陥ることもあります。
彼氏できる度に友達無くす人ってたまにいますよね〜
恋人依存を断ち切る方法とは?
いくら現在の恋人との関係が不安だからといって、無理に「別れなきゃ!」と自分を追い込んでは余計に泥沼にハマってしまいます。
そして必ずしも別れなくてはいけない関係とは限りません。
少しでも別れたいと思ったなら、それが本心だと思いますが…
冷静になりたい、少しずつ状況を変えていきたいという思いがあるなら、
恋人以外の楽しみを見つけること
が大切です。
これはどんなことでもかまいません。
- 友人や家族と出かける
- スポーツを始める
- 新しい趣味を探す
新しい趣味と言われてもピンと来なかったり、友人や家族と時間の合わない人はひとりでも楽しく時間を過ごせることを見つけましょう。
例えば、
- 映画を見に行く
- 観劇してみる
- 読書の時間を意識して取る
- 習い事を始める
などなど、ひとりでも楽しめることはたくさんあります。
少しずつ自分の生活の中で恋人が占める割合を減らしていくことで、心が穏やかになり、冷静で良い関係が築きやすくなります。
まとめ:恋人に依存する恋愛は上手くいかない。依存心が強くなる前に恋人以外の楽しみを見つけ、気持ちを分散させよう。
いかがでしたか?
この記事では、
恋人依存の人の恋愛が上手くいかない3つの理由
- 相手に求めることが増え、束縛等が起こる
- 飽きやすくなってしまう
- 他のことで喜びを感じづらくなる
恋人依存を断ち切る方法
をご紹介しました。
若い恋愛にありがちですが、いつまでもそんな恋愛をしていては心を消耗するだけで幸せになれません。
少しでも思い当たることがあった人は、「恋人依存を断ち切る方法」を実践してみてください!
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