ダイエット中のお茶として、あなたはどれを思い浮かべますか?
もともとお茶は太る飲み物ではありませんが、今ではそのお茶にダイエット効果をうたった商品がたくさんあります。
そんな中でもけっこう昔からあって、認知度が高いお茶といえばアレじゃないでしょうか。
そうです、黒烏龍茶です。
この記事では、
- 黒烏龍茶と烏龍茶のちがい
- ダイエット効果を得られやすい飲み方
- 飲みすぎてはいけない理由
の順にご紹介していきます。
- 黒烏龍茶と烏龍茶のちがいは、ダイエット効果の高さ
- ダイエット効果を得られやすい飲み方
- 飲みすぎるとカフェインの過剰摂取に
- 【まとめ】黒烏龍茶は烏龍茶よりさらにダイエット効果を期待できるが、やはりカフェインの過剰摂取には注意が必要
黒烏龍茶と烏龍茶のちがいは、ダイエット効果の高さ
率直にいって、烏龍茶よりも高いダイエット効果が期待できるのが黒烏龍茶。
そう覚えてしまって支障ありません。
烏龍茶にはウーロン茶ポリフェノールという成分が含まれており、脂肪の吸収を抑える働きがあります。
▼この効果についてはこちらでお話ししています
このウーロン茶ポリフェノールにも種類があり、特に強く脂肪の吸収を阻害するものをウーロン茶重合ポリフェノールといいます。これを含んでいるのが黒烏龍茶です。
色が黒いのは、ウーロン茶重合ポリフェノールの色らしいです
サントリーの黒烏龍茶はトクホ(特定保健用食品)として認められていますが、それはウーロン茶重合ポリフェノールの以下の効果によります。
(以下、許可表示引用)
食事から摂取した脂肪の吸収を抑えて排出を増加させるので、食後の血中中性脂肪の上昇を抑えるとともに、体に脂肪がつきにくいのが特徴です。
脂肪の多い食事を摂りがちな方、血中中性脂肪が高めの方、体脂肪が気になる方の食生活改善に役立ちます。
そういえば、サントリーの黒烏龍茶はいろいろな飲食店でよく見かけますよね。
焼肉屋、ラーメン屋、中華料理屋といったお店だけじゃなく、数年前からはマクドナルドでも置いています。
それくらい日本人にとって黒烏龍茶は
とりあえず黒烏龍茶飲んでおけばいけるっしょ!
という安心アイテムになっているのかもしれません。
ダイエット効果を得られやすい飲み方
ダイエット効果をしっかり得るには、2つのポイントをおさえておきましょう。
ちなみに、黒烏龍茶も烏龍茶もこのポイントは同じです。
【1】食前か食事中に飲むこと
飲むタイミングは食前や食事中にしましょう。
ウーロン茶重合ポリフェノールのダイエット効果は、すでに体に蓄えている脂肪へのアプローチでなく、いまから入ってくる脂質へ対処してくれることです。
空腹時や食後に飲んでも効果が得られません。
【2】脂質の多い食事のときに飲む
ウーロン茶重合ポリフェノールが力を発揮するのは、体内に脂質が過剰に送り込まれたときです。
いくら食事中に飲むのがいいといっても、油っけのない食事と一緒では効果は発揮できないでしょう。
脂質がおおい食事と一緒にいただくのがおすすめです。
さきほどお話ししたお店(焼肉、ラーメン、中華料理、マクドナルド)はいずれも油っぽい食べ物を提供しているので、相性ばっちりですね。
飲みすぎるとカフェインの過剰摂取に
ここまで見ると、黒烏龍茶がものすごく優秀に感じますが、飲みすぎはいけません。
黒烏龍茶にもほかのお茶やコーヒーと同じように、カフェインが含まれるからです。
ちなみに、サントリーの黒烏龍茶はカフェイン量を増やさずにウーロン茶重合ポリフェノールだけを含有させた商品だそうです。
サントリーの黒烏龍茶を飲むなら、他の一般的な烏龍茶や緑茶と同程度ということですね。
▼その他のお茶のカフェインについてはこちら
お茶となると成分をぐびぐび飲んでしまいがちですから、カフェインの過剰摂取になっていないか気をつけましょう。
カフェインの過剰摂取は、不眠症、吐き気、めまい、下痢などさまざまな悪影響を及ぼす可能性があります。
とはいえ、コーヒーや紅茶、エナジードリンクなどを我慢するのは、現代を生きる私たちにはちょっとハードルが高いものですよね。
具体的にどれくらいなら健康に影響がないか、飲み方のコツはこちらの記事で紹介しています。
ちなみに私はお茶も紅茶も大好きで、最近ブラックコーヒーが飲めるようになりました。できればたくさん飲みたいので、せめてカフェインの門限だけは守るようにしています。
※※※カフェインの門限※※※
【まとめ】黒烏龍茶は烏龍茶よりさらにダイエット効果を期待できるが、やはりカフェインの過剰摂取には注意が必要
黒烏龍茶のいいところは、
- 脂質の吸収が抑制され、ダイエット効果がある
- この効果は烏龍茶でも得られるが、さらにすごい
- その他美容効果もある
でした。(※美容効果については烏龍茶の記事をご覧ください)
反対に注意点としては、
- カフェインを含んでいるため、過剰摂取は注意
ということでした。
また、ここまであえて書きませんでしたが、黒烏龍茶は率直に値段が高いです。
ここぞという食事の場のお供には最適ですが、毎日飲みたい人は烏龍茶や緑茶のほうが続けやすいでしょう。
それでも箱買いしちゃうよ!というリッチな方のために、一応ネット購入のリンクは載せておきますね。